ウッドデッキ
ウッドデッキで室外にもう1つのおしゃれなリビングを♪ウッドデッキは戸建て住宅における憧れの一つであり、比較的安く設置できるようなったことで人気のエクステリアメニューになりました。千葉の業者紹介サービス「ちいき新聞の外構・エクステリア」は、ウッドデッキの優良設置業者を紹介させていただいております( 業者の紹介について)。ここでは、ウッドデッキの特徴や用途、素材、設置のポイント、設置費用相場、テラスや濡れ縁との違いを紹介します。
ウッドデッキとは?
デッキとは住宅のリビングルームなどに接して建物の外側に造られる、地面から高さが多少ある広い床のスペースのこと。デッキには屋根は設置されません。デッキの中で床が木材や樹脂との合成木材で作られたものがウッドデッキです。主に洋室に接して計画されるウッドデッキには、屋外用のベンチやテーブルを置かれ、くつろぎ・憩いの場として活用できます。家族でお食事、屋外で読書、友人とバーベキューなど、敷地内にいながらアウトドア感覚で楽しめるのがウッドデッキです。耐久性を高めるために、ウッドデッキの多くは防腐処理が施されています。
ウッドデッキの素材
ウッドデッキに使用される素材として天然木材と人工木材があります。
天然木材は風合いの良さと長年の利用による使用感の良さが魅力な一方で、腐りやすくメンテナンスに手間が掛かります。ヒノキ・サワラ・ヒバといった国産木材、米スギ・米ツガ・米マツ・イペ・ジャラ・ウリンなどの輸入木材が使用されます。
人工木材には人工的に木粉を混ぜた樹脂材などがあり、天然木材の風合いには劣りますが、比較的価格は安めでメンテナンスに手間がかかりません。
ウッドデッキの設置費用
ウッドデッキを業者に依頼して設置してもらう場合、小さなウッドデッキであれば工事費も含めて10万円程度で設置できることもありますが、一般的な大きさのウッドデッキの場合、おおよそ20~50万円ほどの費用がかかります。
費用節約を目的にDIYで設置する方もいらっしゃいます。例えば、ホームセンターでは販売されているパーツを複数購入して組み立てるタイプのウッドデッキもあります。ただし、料金はある程度が掛かりますし、手間ももちろん掛かります。また、組み立てた場合、デッキの床が平らにならない場合もあります。長持ちさせたり、美しく設置したりするためには、業者に頼んで施工してもらうことをお勧めします。
ウッドデッキ(10㎡)設置工事の相場費用
天然木材の場合 | 28万円前後 |
頑丈な天然木材の場合 | 38万円前後 |
人口樹脂木材の場合 | 23万円前後 |
* 本体価格・工事費用を含む10㎡のウッドデッキを設置した際の費用の相場です。形状などが特殊な場合や、階段やフェンス、屋根、手すりなどを付加する場合、傾斜地などで地盤整地をする場合などの、追加費用は含めていません。
ウッドデッキ設置のポイント
ウッドデッキはエクステリアの中でも存在感があり、住まいの印象に大きな影響を与えます。ですから、その形状や大きさ、色などにはこだわりを持ちましょう。また、日光や風雨にさらされるウッドデッキですから、日除けやメンテナンスも十分考慮の上、設置するようにしましょう。
ウッドデッキ設置のポイント表
色や形にこだわりを | ウッドデッキは長方形というイメージがあるかもしれませんが、曲線のものや三角形のものなど、形状はいくつかの種類があります。また、色もいくつかの種類があります。特殊な形状・色のものはコストも多少上がりますが、建物や敷地、用途との調和も意識しながら、好みに合わせてお気に入りのウッドデッキを設置したいものです。 |
室内と高さを揃える | 室内から気軽にデッキに出るために、高さを揃えてバリアフリーにすることが多くなっています。 |
安全面の配慮も忘れずに | 高床のデッキの場合、お子様や高齢の方には落下する危険があります。安全のために手すりやフェンスを付けると良いでしょう。安全性のため、室内と高さを揃えず、20cmほどにあえて低くしてテラス(ウッドステージ)として使用する方法もあります。 |
側面は「はかま」で覆いましょう | デッキと地面の間に隙間があるとゴミが風で床下にたまったり、猫やネズミなどの小動物が住み着いたりしてしまう可能性が生じます。側面を覆ってくれる「はかま」をつけましょう。 |
デッキの下は地べたでも良いことが多い | 床下をコンクリートで固めることがありますが、デッキの下はデッキに守られて濡れることが少ないので常に乾燥しがち。ですから、コンクリートで固めなければいけないケースは稀です。地べたのままであれば、施工費用も安く済みます。 |
メンテナンスも考慮しましょう | 屋根がなく直射日光に晒される上、木材は傷みやすいものなので、ウッドデッキを長持ちさせるにはメンテナンスが重要です。定期的なペンキ塗り(できれば1年に1度)に加え、ほこりをホウキで掃いたり、床板のゴミを取ったり、雑巾がけをしたり、デッキブラシで掃除をしたりも怠りたくはありません。反りや色褪せによる手直しも必要になります。最近では人工木材を中心にメンテナンスが少なくて済むウッドデッキも登場しています。 |
シロアリ対策も | 天然木のウッドデッキはシロアリ対策が必須です。防腐処理したり、固い木材を選ぶことである程度は守れます。樹脂製人工木はシロアリに特に強いとされています。 |
日除けの屋根をつけるかどうか検討 | ウッドデッキは一般的に屋根が付いていませんが、夏場の日差しによって床が高温になることを避けるためにオーニングの設置も検討しましょう。 |
テラス・広縁・濡れ縁との違い
- テラスは庭や道に張り出した台のようになったところで、デッキと同じく屋内屋外を行き来できる設備です。ただし、テラスはどちらかといえば「庭の延長」として扱われ、デッキは「室内の延長」として扱われます。ちなみに、テラスは1階に設けられ、2階以上に設けられるのがバルコニーです。
- 広縁とは幅の広い縁側のこと。縁側とは建物の縁(へり)部分に張り出して設けられた板敷き状の通路のことです。すなわち広縁は家の一部であり、建物と接合しており、家は塗れるといけないので、一般的に軒(屋根)が付いています。一方デッキは建物とは別に家の外に設けられるエクステリアの一つです。
- 濡れ縁とは雨戸の外側などに別途設置された縁側のことで、風雨から守られることはありません。ウッドデッキと濡れ縁は家の外に設けられる屋根のない雨ざらしの設備という点では一致していますが、濡れ縁がベンチのように濡れ縁自体に腰掛ける形で使用されることが多くスペースも小さいのに対し、ウッドデッキはウッドデッキの上にイスやテーブルを置いて腰掛ける大きなスペースです。
- 一般的に、テラス・デッキは洋風な住まいの設備であり、広縁・濡れ縁は和風な住まいの設備として設置されます。
ウッドデッキの優良工事業者をご紹介
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