テラス
テラスは庭の主役です。家族や友人とのくつろぎのスペースですので、心が潤う快適でおしゃれな空間にしたいものです。千葉の業者紹介サービス「ちいき新聞の外構・エクステリア」は、テラスの設置業者を紹介させていただいております( 業者の紹介について)。ここでは、テラスの特徴や、舗装材、テラス屋根や囲い、デッキ・オーニング・サンルームとの違い、工事の相場費用、設置のポイントを紹介します。
テラスとは?
テラスとは主に洋風の建物で庭に張り出した台のようなスペースのことです。語源はフランス語の「盛土」「高台」で、簡単に言えば、庭の中にせり出したくつろぎのスペースのこと。テーブルやイスを置いて、食事を楽しむ第二のリビング/ダイニングスペースとして庭を楽しみながらゆっくり読書をするスペースとして子どもの遊び場として友人とのバーベキュー・ティータイム・ホームパーティを楽しむ場としてガーデニングや植物の四季の移ろいを感じる場として洗濯物を干すスペースとしてなど、多目的に利用できるスペースとして人気を集めているエクステリアです。その用途から、日光を取り入れることができる南側に設けられることが多くなっています。
テラスとウッドデッキの違い
テラスと同じくウッドデッキも屋外のくつろぎのスペースですが、以下の点で異なります。まず、室内の床とほぼ同じ高さにしてあることが多いウッドデッキは室内の延長として扱われます。一方、地面に石やタイルを張ってあることが多いテラスは庭の一部として扱われます。もちろんウッドデッキが木材を使っている点でもテラスと異なります。
テラス屋根・テラス囲い
テラスに付加できるオプションとしてテラス屋根とテラス囲いがあります。
- テラス屋根
- テラス囲い
テラス屋根とはテラスの上に付いた屋根のことです。雨よけ、日除けなどを目的としています。雨を防げるので洗濯ものを乾かすスペースとしても用いられます。紫外線をカットしつつ軽量かつ衝撃に強いポリカーボネートが使用されることが多いです。雨よけ・日除けを目的としているものにオーニングもあります。テラス屋根とオーニングとの違いは、テラス屋根が可動式でないのに対し、オーニングは折りたたんで収納できる点です。
テラス囲いとは、屋根だけでなくテラス全体を囲ったもののことです。側面はガラスの扉になっていて開閉が可能です。テラス囲いされたスペースは、テラスルームと呼ばれることがあります。テラス囲いと似た役割を果たすものとして、サンルームがあります。テラス囲いとサンルームの一番の違いは、一定の開放感を持ち、完全に密閉されていないテラス囲いに対して、建物の一室として強固に作られるサンルームが高い気密性を持っている点です。サンルームに比べれば、テラス囲いはサッシでつくられる簡易的な囲いと言えます
テラスの土台に使われる主な素材
- タイル
- タイル
- 土間コンクリート
- 土間コンクリート
- 自然石
- 自然石
- インターロッキング
- インターロッキング
- レンガ
- レンガ
土台の中でもよく使われているタイルですが、その原料は土。焼成温度によって陶器質、せっ器質、磁器質に分けられます。一般的に正方形か長方形で、色はベージュやグレーが多く、サイズ・色・質感は様々です。滑りやすい・初期費用が比較的高価といったデメリットが挙げられますが、耐水性に優れ、傷に強く、維持費がかからないなどのメリットがあります。
素材の中で一番安く仕上げられるのが、地面に砂利や砕石などを敷き、コンクリートで固める土間コンクリート打ち。シンプルな基礎にしたい人に向いており、コテやハケの使い方によって、表面の仕上がりや風合いを調整できます。一般的に滑りやすく、施工にある程度時間がかかる点はデメリットでしょう。一方で、鉄筋が入ることで強度に優れ、雑草が生えないといったメリットがあります。
自然素材を使うことで、趣を持たせることができます。よく使われる石の種類は、洋風であれば、花崗岩・石英岩・石灰岩・ピンコロ石など。人気のジュラストーンは高硬度の石灰岩です。イエロー系やピンク系のナチュラルカラー、不揃いの形や色合いの美しい乱形石は洋風ガーデンにマッチします。費用は比較的高めですが、割れにくく丈夫で雑草が生えにくいなどのメリットもあります。
インターロッキングとは、コンクリートでできた透水性のある舗装材のブロックを互いにかみ合わせるようにして舗装する方法のことで、公園や歩道でもよく見られます。カラーバリエーションが豊富で組み合わせ方はさまざまで使い勝手の良い素材です。目地から草が生えることがありますが、水はけが良く、滑りにくく、耐久性や強度があります。
レンガとは、粘土に砂や石灰を混ぜ、型に入れて窯で焼いたもの。多くの場合、ブラウン系やオレンジ系の色で、長方形です。もとより温かみを感じる素材ですが、時が流れるにつれ、自然とともに風化していき、コケが生えたり、角が欠けたり、草木に溶け込んだり。味わい深くなっていくのがレンガの魅力でしょう。洋風のお家にマッチしやすい素材です。
テラス設置工事の相場費用
テラスは土台の種類、屋根や囲いの有無、それぞれのグレード、面積などによってかかる費用に差が生まれます。ここでは、面積10㎡のテラス設置工事の目安となる相場費用をまとめます。
10㎡のテラス設置工事相場費用
土台[タイル貼り] | 30万円程度 |
土台[土間コンクリート] | 15万円程度 |
土台[自然石貼り] | 20万円程度 |
土台[レンガ貼り] | 22万円程度 |
屋根テラス | 30万円程度 |
テラス囲い | 50万円程度 |
*10㎡のテラスをつくった時の、素材に工事費用を含んだ目安料金です。素材のグレードは標準的なものを想定しています。
テラス設置のポイント
テラスの一番の用途はくつろぐことでしょう。気持ちよく過ごせるよう、遊び心をちりばめてあなたのお家やライフスタイルにぴったりな美しいテラスをつくりましょう。
テラス工事のポイント表
快適さや歩きやすさ | 人目を気にせずくつろげることを第一に考えましょう。隣近所から見えにくい場所にしたいものです。敷地が狭い場合はフェンスなどの目隠しをすると良いでしょう。また、快適に過ごすために、歩きやすい表面が平らでつっかからない滑らかな床面にしましょう。 |
建物やその他エクステリアとの調和 | 建物やその他のエクステリアの雰囲気と一致させることも意識しましょう。室内から見たときにも美しいものにできるとより良いでしょう。 |
素材を組み合わせる | 床面の素材は石・タイル・レンガなどが好まれますが、1つでなく、アクセントとして他の素材を入れて組み合わせると単調にならず趣が変わります。植栽や枕木を入れることもお勧めです。 |
曲線や模様で工夫する | テラスの形が四角いと単調で飽きがくるので、曲線や模様を工夫して飽きのこないテラスをつくりましょう。例えば、床面に自然石を使用すると、それぞれのかたちが異なっているのでステキな模様になったり、自然と曲線ができたりします。 |
照明を付ける | ライトアップすれば、夜間もテラスで過ごせます。ガーデンライトなどで下から照らして美しく夜を楽しみましょう。 |
テラスの施工事例
テラス工事の優良業者をご紹介
「ちいき新聞の外構・エクステリア」では、千葉県内のテラス設置工事の優良業者を紹介しています。
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