園路・通路・敷石・飛び石
室外の各地を結ぶ園路・敷石・飛び石。安全性や歩きやすさに気を留めつつ、美しい通路にしたいものです。千葉の業者紹介サービス「ちいき新聞の外構・エクステリア」は、おしゃれでステキな園路・通路・敷石・飛び石の工事/舗装業者を紹介させていただいております( 業者の紹介について)。ここでは、園路・敷石・飛び石の特徴や用途、よく使われる素材、工事費用の相場を紹介します。
園路とは?
園路とは庭の各部を結ぶ小道・通路のことです。例えば、門まわりと玄関を結ぶアプローチも園路の一つと言えます。
スムーズな回遊を実現するために最も優先されるべきは歩きやすさや安全です。敷かれた石やタイルが、足の引っかかりやすいものだったり、でこぼこだったり、ツルツルで滑りやすいものだったりすると、特に高齢者やお子様がいるご家庭では危険ですので避ける方がいいでしょう。安全面に配慮した上で、主となる素材に加えて種類の違う石・レンガ・枕木といったアクセントとなる素材を部分的に入れるとおもしろみのある園路になるでしょう。さらに園路脇の植栽でより美しく仕上げましょう。
敷石・飛び石とは?
芝や土の庭は特に雨の日には歩くのには適していないため、敷石や飛び石で歩行スペースを設けるのが便利です。
敷石とは石畳のように連続して石を地面に敷き込んで通路にしたものです。敷石には一定の長さと幅に限られた「延段」と呼ばれる形式があります。
飛び石とは歩行に適した形状の石を地面に適当な間隔をあけて飛び飛びに配置したものです。現代では和洋問わず利用されているものの、飛び石は茶庭から始まった日本の伝統的な園路の形式で、その打ち方にはいくつかの種類があります。敷石も飛び石も安全面に配慮しつつ、美しく仕上げたいものです。御影石・鉄平石・根府川石・丹波石などの自然石の他、コンクリートなどで作られた疑石(ぎせき)が用いられます。
曲線の園路がオススメ
庭の各部を園路で直線的に結ぶと、機能的ではありますが、面白みに欠けて単調なものになってしまいがちです。そこで、スペースに余裕がある時は、曲線の園路を設けることでデザイン性が高まり、やわらかい印象を与えられるでしょう。比較的狭いスペースでも曲線にすることで視覚的に奥行きができ、曲がる時は直線よりも曲線の方が曲がりやすいものです。
園路の素材と舗装工事費用
園路の舗装工事費用は、素材の種類・質・組み合わせ、その長さ、階段や手すりなどの付属品の有無などによって差が付きます。ここでは良く使われる素材ごとに、その素材のみで5㎡の園路を作った場合の舗装工事の費用相場をお伝えします。
- タイル 約15万円
- タイル 約15万円
- 土間コンクリート打ち 約6万円
- 土間コンクリート打ち 約6万円
- 自然石 約10万円
- 自然石 約10万円
- インターロッキング 約9万円
- インターロッキング 約9万円
- 洗い出し(樹脂舗装) 約7万円
- 洗い出し(樹脂舗装) 約7万円
- レンガ 約11万円
- レンガ 約11万円
- 枕木敷き 約8万円
- 枕木敷き 約8万円
タイルの原料は土。焼成温度によって陶器質、せっ器質、磁器質に分けられます。一般的に正方形か長方形で、色はベージュやグレーが多く、サイズ・色・質感は様々です。ものによっては滑りやすく、初期費用が比較的効果などの点がデメリットが挙げられますが、耐水性に優れ、傷に強く、維持費がかからないなどのメリットがあります。
素材の中で一番安く仕上げられるのが、地面に砂利や砕石などを敷き、コンクリートで固める土間コンクリート打ち。シンプルな基礎にしたい人に向いており、コテやハケの使い方によって、表面の仕上がりや風合いを調整できます。一般的に滑りやすく、施工にある程度時間がかかる点はデメリットでしょう。一方で、鉄筋が入ることで強度に優れ、雑草が生えないといったメリットがあります。
自然素材を使うことで、趣を持たせることができます。よく使われる石の種類は、洋風であれば、花崗岩・石英岩・石灰岩・ピンコロ石など。人気のジュラストーンは高硬度の石灰岩です。和風であれば御影石が多く使用されます。費用は比較的高めですが、割れにくく丈夫で雑草が生えにくいなどのメリットもあります。
インターロッキングとは、コンクリートでできた透水性のある舗装材をブロックを互いにかみ合わせるようにして舗装する方法のことで、公園や歩道でもよく見られます。カラーバリエーションが豊富で組み合わせ方はさまざまで使い勝手の良い素材です。目地から草が生えることがありますが、水はけが良く、滑りにくく、耐久性や強度があります。
洗い出しとは砂利を敷き、モルタルやコンクリートで固めた床のこと。モルタルやコンクリートが完全に固まる前に水で表面を洗い流し、中の砂利を露出させます。表面に凹凸が残り、手触りはザラザラしているので、滑りにくさが特徴です。砂利の種類(色・大きさ)によって風合いや雰囲気が異なるので、まわりの環境や門扉・門柱・塀などの雰囲気にマッチした洗い出しにしたいものです。
レンガとは、粘土に砂や石灰を混ぜ、型に入れて窯で焼いたもの。多くの場合、ブラウン系やオレンジ系の色で、長方形です。もとより温かみを感じる素材ですが、時が流れるにつれ、自然とともに風化していき、コケが生えたり、角が欠けたり、草木に溶け込んだり。味わい深くなっていくのがレンガの魅力でしょう。洋風の門まわりやアプローチ、ガーデンの園路で活躍しています。
枕木とは線路の下に間隔をおいて敷き並べて線路を支える角材のことですが、実際の枕木を使うことはまずありません。枕木風の木材やコンクリート製のものが使用されます。レンガや石材、砂利、緑などとコーディネートすることが更に趣が出ます。比較的安価で、植栽とのバランスにも優れ、味がある素材です。木製は、腐りやすいのがデメリットですが、自然を味わいたい人に向いています。
園路・通路・敷石・飛び石の施工事例
園路・通路・敷石・飛び石の優良工事業者をご紹介
「ちいき新聞の外構・エクステリア」では、千葉県内の園路・通路・敷石・飛び石の優良設置工事業者を紹介しています。
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