門まわり
門まわりは、住まいの第一印象を決めます。目的に沿ったオシャレな門まわりにしたいものです。敷地の条件を考慮することも重要です。千葉の業者紹介サービス「ちいき新聞の外構・エクステリア」は、千葉県内の門まわりの施行業者を紹介させていただいています( 業者の紹介について)。ここでは、門まわりとは何か、工事費用相場、種類や目的、スタイルや様式、エクステリア工事のポイントを紹介します。
門まわりとは?その工事費用相場
建物とともに住まいを印象づける「門まわり」。門まわりは、門扉・門柱・ポスト・インターホン・表札・門灯・基礎部分などで構成されます。
仕様やグレード、施行面積などによりますが、門まわり一式を設置した際の工事費用は30万円~60万円程度でしょう。門扉の設置だけであれば20万円~30万円程度でしょう。
門に求められる目的・役割
門の目的・役割
門は住まいの「顔」とも形容され、外構・エクステリア設備の中でも大きな存在感を持っています。住まいの外と中とを分ける出入り口であり境界であり、プライバシー保護・セキュリティ(防犯)という役割・目的を持っています。
門を設置しない住まいも
住まいの容姿を印象付け、プライバシー保護・セキュリティの役割も担う門ですが、門を設置しない家も増えてきています。それは、住居敷地の矮小化によって、門扉を接地する余裕のない家が増えているからです。また、分譲住宅地などでは、開放的な雰囲気を壊さないために、道路に面した場所には塀や門を設置しないように指示されることもあります。
門まわりの3つのスタイル
門まわりの3つのエクステリアスタイルがあります。
- クローズドタイプ
- クローズドタイプ
比較的高いブロック塀や生垣、門、フェンスなどで、住まいを囲んでいるタイプのことです。クローズ外構。重厚で上品なイメージ。壮麗な門扉と高い塀で、外からの視線を遮るので、プライバシーが守られ、高いセキュリティを希望する方々に向いています。費用は比較的高めになり、工期も長くなります。
- セミクローズドタイプ
- セミクローズドタイプ
クローズドタイプとオープンタイプ、防犯性と開放感を兼ね揃えた折衷タイプのことです。適度なプライバシーやセキュリティのために門扉や門柱、低いフェンスなどを設置しますが、圧迫感はなく、できるだけ開放的なデザインを採用し、植栽などとも組み合わせながら、開けた雰囲気を演出します。
- オープンタイプ
- オープンタイプ
住まいと道路との境界線を塀や門扉で囲わないタイプのことです。オープン外構。門扉も塀もなく、外から住まいがオープンに見えるので、開放感があり、圧迫感もなく、明るい雰囲気を演出できます。敷地面積が狭い住まいに向いていて、工期は短く費用も比較的安くてすみます。
門まわりの様式
門まわりの様式は洋風・和風・和洋折衷の3つに大きく分けることができます。
- 洋風デザイン
タイルやレンガなど、洋風の素材を使った門まわり。アルミ製の門扉が用いられること多く、門柱はレンガ積みやブロック積みのものが多くなります。明るくモダンな印象を与えてくれる洋風デザインの門まわりですが、花壇を設けることで華やかさも加わり、季節感も演出できてステキです。基礎(床面)には、タイルや自然石、ピンコロ石、レンガ、洗い出し舗装など、豊富なパターンがあります。
- 和風デザイン
日本の伝統的な門まわりや、それを現代風にアレンジした門まわり。伝統的な和風の門の形式として、腕木門(うできもん)、冠木門(かぶきもん)、堀重門(へいじゅうもん)などがあります。木で本格的な和風の門は重厚で風格を感じさせてくれますが、今日では樹脂製やアルミ製の門が増えています。門柱・門壁には土塀、木塀、石積み、石貼り、竹垣などが用いられます。門のすぐ横に「門冠り(もんかぶり)の木」として、マツやマキなどの木を添えて門の角を隠し、趣や奥行き感を演出する手法があります。カエデ・ツゲ・ウメ・シャクナゲ・サツキなどの花木を植えると華やかさや情緒と季節感を演出できるでしょう。
- 和洋折衷デザイン
住み方や住宅の多様化に伴い、門まわりも洋・和のどちらとも判断できない門も増えてきています。ご自身のライフスタイルや嗜好、近隣の住宅環境を加味しながら望ましい門まわりをイメージするといいでしょう。
門まわりの種類
以下では門まわりを構成する門扉、門柱・門袖、基礎・床材などについて詳しく紹介します。
門扉
門扉とは門の扉のこと。門まわりや周辺環境に合わせて、素材や形状・門構え・開閉方式・開閉方向などを検討しましょう。
- 素材
門扉の素材はアルミ製の門扉が軽くて操作性が良く値段もリーズナブルです。溶かしたアルミをデザインの形に流し込んで作られたアルミ鋳物門扉は重厚感や意匠性に優れています。アイアン製・木製は重たく重厚感があります。他にも、天然木のような美しい質感を持つ木粉入りの樹脂門扉などがあります。
- 開閉方式
開閉方式は開き戸・引き戸・折り戸・伸縮戸(ジャバラ式門扉/アコーディオン門扉)・跳ね上げ戸の5種類に分けられます。開き戸は、両開き・片開き・親子開きにさらに分けられます。
- 開閉方向
敷地側に内側に開ける「内開き」のものと、道路側に開く「外開き」のものに分けられます。内開きが基本ですが、外開きを採用する再は、開きしろが道路境界線を越えないように注意しましょう。 - デザイン例
門扉の基本デザインパターンとして、縦格子、横格子、方形、菱形が挙げられます。アルミ鋳物やスチール門扉は、この基本デザインパターンにとらわれず、曲線加工や寸法などを自由にデザインできます。
- その他
扉の取り付け方式として、専用の門柱に取り付ける「門柱式」と、正門柱などに直接取り付ける「直付式」があります(門柱式が一般的)。また、門構えの向きとして、「正面入り」、「斜め入り」、「直角入り」などがあります。
門柱・門袖
門柱(もんちゅう)とは、門の両わきの柱のことです。門袖(もんそで)とは、門扉の代わりに設置する壁のことです。柱状のものが門柱、壁状のものが門袖ということでもできます。
素材には、無機質な雰囲気づくりに適したコンクリートブロックや、温かみのある雰囲気づくりに適したレンガ、自然石などが使用されます。和風門の場合は木製や石材製の門柱が多く採用されます。門柱や門袖にはポスト、表札、門灯、インターホンなどが取り付けられます。
門柱や門袖は、門扉や床面、周辺環境との調和を考慮して選ぶと良いでしょう。
門柱や門袖は、門扉や床面、周辺環境との調和を考慮して選ぶと良いでしょう。
基礎・床材
門まわりの基礎・床材は場合によっては門扉や門柱/門袖以上に門まわりの印象を決定します。完成図をイメージしながら、門扉や門柱・門袖・塀などとの調和を考慮して床材を選択したいものです。
- タイル
- タイル
- 土間コンクリート打ち
- 土間コンクリート打ち
- 自然石
- 自然石
- インターロッキング
- インターロッキング
- 洗い出し
- 洗い出し
- レンガ
- レンガ
- 枕木敷き
- 枕木敷き
素材の中でもよく使われているタイルですが、その原料は土。焼成温度によって陶器質、せっ器質、磁器質に分けられます。一般的に正方形か長方形で、色はベージュやグレーが多く、サイズ・色・質感は様々です。滑りやすい・初期費用が比較的高価などの点がデメリットとして挙げられますが、耐水性に優れ、傷に強く、維持費がかからないなどのメリットがあります。
素材の中で一番安く仕上げられるのが、地面に砂利や砕石などを敷き、コンクリートで固める土間コンクリート打ち。シンプルな基礎にしたい人に向いており、コテやハケの使い方によって、表面の仕上がりや風合いを調整できます。一般的に滑りやすく、施工にある程度時間がかかる店はデメリットでしょう。一方で、鉄筋が入ることで強度に優れ、雑草が生えないといったメリットがあります。
自然素材を使うことで、趣を持たせることができます。よく使われる石の種類は、洋風であれば、花崗岩・石英岩・石灰岩・ピンコロ石など。人気のジュラストーンは高硬度の石灰岩です。和風であれば御影石が多く使用されます。費用は比較的高めですが、割れにくく丈夫で雑草が生えにくいなどのメリットもあります。
インターロッキングとは、コンクリートでできた透水性のある舗装材のブロックを互いにかみ合わせるようにして舗装する方法のことで、公園や歩道でもよく見られます。カラーバリエーションが豊富で組み合わせ方はさまざまで使い勝手の良い素材です。目地から草が生えることがありますが、水はけが良く、滑りにくく、耐久性や強度があります。
洗い出しとは砂利を敷き、モルタルやコンクリートで固めた床のこと。モルタルやコンクリートが完全に固まる前に水で表面を洗い流し、中の砂利を露出させます。表面に凹凸が残り、手触りはザラザラしているので、滑りにくさが特徴です。砂利の種類(色・大きさ)によって風合いや雰囲気が異なるので、まわりの環境や門扉・門柱・塀などの雰囲気にマッチした洗い出しにしたいものです。
レンガとは、粘土に砂や石灰を混ぜ、型に入れて窯で焼いたもの。多くの場合、ブラウン系やオレンジ系の色で、長方形です。もとより温かみを感じる素材ですが、時が流れるにつれ、自然とともに風化していき、コケが生えたり、角が欠けたり、草木に溶け込んだり。味わい深くなっていくのがレンガの魅力でしょう。洋風の門まわりやアプローチ、ガーデンで活躍しています。
枕木とは線路の下に間隔をおいて敷き並べて線路を支える角材のことですが、実際の枕木を使うことはまずありません。枕木風の木材やコンクリート製のものが使用されます。レンガや石材、砂利、緑などとコーディネートすることで更に趣が出ます。比較的安価で、植栽とのバランスにも優れ、味がある素材です。木製は、腐りやすいのがデメリットですが、自然を味わいたい人に向いています。
その他
門まわりを構成するものとして、ポスト、インターホン、門灯、表札などが挙げられます。それらが一体化しているシステム門柱(ユニット門柱)は大変便利で面積も取らず、価格もリーズナブル。そのためシステム門柱が最近の分譲住宅等の主流になっていますが、これらをオリジナルで用意することで、個性やセンスが発揮されるでしょう。
門まわり工事のポイント
門まわりの工事を初めて行う場合でも、リフォームする場合でも、以下の項目とご予算とを考慮して進めるのが良いでしょう。ご家族やエクステリア業者と相談して、できるだけ具体的なイメージをもてるようにしましょう。
門まわり工事のポイント表
工事の目的 | 使いやすさ・安全(盗難/進入防止)・格式や象徴・意匠性など、門まわりを工事する目的を明確にしておきましょう。 |
住まいとのバランス | お住まい(建物や庭など)のデザインや印象とのバランスを考慮しておきましょう。 |
町なみとの調和 | 高さや規模、雰囲気、門まわりの植栽などが町なみ・周辺環境とマッチしているかを考慮しておきましょう。 |
ライフスタイル | 調和や安全性ばかり重視せずに、住人のライフスタイルと合致させるようにしましょう。 |
寸法の確保 | 門前のスペースや門扉を開いたときのスペースなど、適切なスペースを確保できていなければなりません。 |
門まわりの施工事例
門まわり優良工事業者をご紹介
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